くせ毛・縮毛はどこまで短く切ると収まるのか?

こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ

hair&make-up ichiru代表の平田です。


くせ毛・縮毛はどこまで短く切ると収まるの?


最近、新規のお客様で縮毛矯正をやってる方から『縮毛矯正をやめたい』『カットだけで収まるようにして欲しい』とご相談を受けます。

縮毛矯正をやめることは僕は反対はしませんが、


『縮毛矯正している髪の毛を収まるように切って欲しい』というご希望は残念ながら、無理難題です。


くせ毛だからこそ、毛先が内巻きに入りやすく収まるのです。


ピンピンにかけられた縮毛矯正の毛先は残念ながら、かなり収まりにくいです。

そして、ピンピンの毛先に根本の癖がでた状態(縮毛矯正から3か月〜5か月経ってる状態)これが1番収まらないです。

この場合は、できればロングもしくはあまり段の入っていないミディアム、最悪でもボブまででショートはまず収まらないでのでお勧め致しません。


ですので、先ずは根元からかけてる縮毛矯正をだんだん緩めにしていき、後に今回のようなショートに切ることをお勧め致します。

<緩めの縮毛矯正の例>

では、本題に入ります。


こちらは今回のお客様が初めてichiruに来店した頃のお写真です。

後ろで結んでいましたが、かなり縮毛で広がる髪でロングヘアでした。



最初にいらした時は、『とにかく短く切って欲しい』というオーダーでしたが


新規のお客様をいきなりベリーショートに切るのは勇気もいりますし、色んな意味で成功する保証もないので

ボブにカットしました。

まだ広がっていますがロングの時の広がりに比べれば、かなり収まりました。

サイドシルエット
後頭部のボリュームは出ました。

それから3週間後・・・・2回目にいらした時に

『ボブも良いけど、やっぱりベリーショートにして欲しいです、失敗しても怒らないので短くして下さい!』

とオーダーされ、本当に良いのか不安でしたが、笑顔で頼まれ、クレームも言わなさそうでしたので、一気にベリーショートに切らせて頂きました。

それから何年か経て、

あまりに最近、縮毛の方で『縮毛矯正やめたい。ショートにしたらカットだけで収まるの?』という質問が多いので

そんな方々のために、どこまで切れば収まるのか

写真を撮らせて頂くことに・・・

<BEFORE>

1か月前にカットしています。

BEFOREの時点で、もうお分かりですよね?この辺りまで切ると収まります。

それで1か月に1回カットにいらっしゃるとご自分でのセットが楽にできます。

<AFTER>

格好良くなりましたよね。

ブローというブローはほとんどせず、くせの流れに沿ってカットしているので軽くブラシでといたら形になります。


でも、かなり短めですよね。


もちろん、癖の強さやブローをどこまでするのかであったりスタイリング方法等で最適な長さは変わってきますが、


これを見て、やっぱり縮毛矯正を続けるという選択もありだと思いますし、思い切ってベリーショートにというのもありだと思います。



参考までにもう少し長めにカットしたパターンで、ブローを頑張った場合のスタイルやもう少しくせが弱めで、ほぼハンドブローのパターンも載せておきますのでご興味ありましたらご覧下さい。


<くせ毛カットの例>

こちらはお家でブロー頑張るパターンです


上のお客様ほどではないですが、こちらもブローしてスタイリング剤で抑えるパターンです

ほぼハンドブローで軽く表面のみブローしたパターンです


柔らかい髪質のくせ毛はミルフィーユカットでまとまります。

軽くブローして仕上げてますがハンドブローでも割と収まります。

このように癖の強さやお家でどのくらいブローされるのかで変わってきますが、

縮毛の場合であまりブローが得意でないとなると、今回のように短く切るか自然に内巻きに入る程度の緩めの縮毛矯正でもいいので縮毛矯正を続けるかの選択になります。

くせ毛でお悩みの方の参考に少しでもなれば幸いです。


名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C

hair&make-up ichiru (いちる)

代表 平田伸哉

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