シンプルなカラーだからこそ、こだわって塗っています。
こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ
hair&make-up ichiru代表の平田です。
今日はカラーについてのお話です。
これだけ美容院が多いと、何が違うのかわからない方も多いと思いますが
実は、美容師さんはそれぞれ個性的なもので、カラーに対するこだわりも人それぞれです。
例えば、
1・色味重視、とにかく色の鮮やかさにこだわる美容師さん
2・トレンド重視、とにかく流行りの色に詳しく、その色味を出すことに長けている美容師さん
3・パーソナル重視、そのお客様にあった色味をパーソナルカラーなどから引き出そうとする美容師さん
そして4番目、こちらが実は一番少ないのですが、髪を傷ませないこと重視、お客様に長くカラーを楽しんでもらう為に極力、傷ませない施術を心がける美容師さんといます。
ちなみに1は、コンテスト好きの美容師さんに多いし、2は、お洒落な美容師さんに多いですね。
僕の場合は3と4を重要視します。
ではBEFOREから一緒に見ていきましょう。
BEFORE
カラーをして2ヶ月半くらい経っていますが、色落ちが少ないのがわかるかと思います。
おかげで、根元も目立ちませんよね?
カラー剤は、根元にアルカリ:酸性の半々 毛先は弱酸性にコラーゲンを混ぜたものを塗っていきます。
ちなみに、こちらのカラー剤はあまり人気がありません!!
こんなことを言ったら、メーカーさんに怒られそうですが・・・(笑)
普通、カラー剤は1チューブなのに、アルカリと酸性を混ぜる時点で手間は2倍です!!
しかも、この調合、必ず染まるわけではないのです!!
ざっくり、アルカリ:酸性 1:1と書いておりますが
太い髪の人や白髪の多い人はアルカリ:酸性 3:2とか4:3とかになります。
逆に細い髪の人はアルカリを:酸性 2:3とか3:4でも染まるのです。
でも、通常のカラー剤は、アルカリのみです!!
何故って?????
アルカリが多いと、太い髪も染まるから、失敗しない
アルカリが多いと、酸化重合をたくさんするから発色が良い
アルカリが多いと、明るくする力が強いので、アッシュ(グレー)など髪(黒や茶色)からかけ離れた色でも容易に出せるから
わかります????
トレンド派(アッシュ)と色を鮮やかに出す場合、どちらが向いているか???
だから、今の主流は、アルカリカラーです。
今回は涼しくなってきたので、さらに暗めでツヤ重視でいきました!!
AFTER
深いブラウンに少しだけボルドーを混ぜていますので
深みが出て、ツヤツヤになりましたね。
名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C
hair&make-up ichiru (いちる)
代表 平田伸哉
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