3ヶ月後も綺麗☆長持ちパーマの秘密

こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ

hair&make-up ichiru代表の平田です。


90日間来店不要!!僕が以前働いていた美容室のテーマがこれでした。


90日持つように工夫してカットします。

という意味で、時が経ってもスタイルがなるべく崩れないように。

もちろん伸びればスタイルは変化しますがそれも楽しめるようにカットをしています。

ただこのコンセプトだと90日間来ちゃダメなの?と思われる方がいらしたので、



時が経ってもスタイルが持つようにという思いは変わっていませんが

ショートであれば1ヶ月〜1ヶ月半に1回カットするのがベストだと思いますので、現在はそちらをお勧めしております。

ところが、今回は事情があって3ヶ月(90日間)スタイルを長持ちさせて欲しいという要望があり、90日間経っても、なるべくスタイルが崩れないようにカットとパーマで作っていきました。


では、BEFOREからご覧下さい。

<BEFORE>

いつもは1ヶ月半に1回は来て頂いているのですが、事情により前回カットから3ヶ月以上経過した状態です。


ショートに切ってから3ヶ月経ってる割にはスタイルが崩れていませんよね?


決して髪質が良いわけではなく

硬毛多毛で、

襟足が

かなり浮きます

前回も襟足は浮かないように内側を短くして毛量調整してあるのでなんとか3ヶ月持っています。


ちなみに、カラーも白髪が出てきても目立たないようにハイライトを入れてぼかしています。

今回のご希望は?

パーマ?

『事情があって愛知県を離れてて、3ヶ月以上、戻って来れそうにないんです。』

『短くして、とにかく持つようにしたいんです。』

『もし時間があればパーマもかけたくて・・・』


この日は次のお客様がたまたま入っていなかってのでパーマも追加でやっていきました。


ということは、パーマとカラーの同日施術になりますが、

パーマ、カラーを同時にやる場合、メリットもあればデメリットもあります。

<メリット>

・時間短縮になる(2回来店する必要がなくなる)

・ブロー代が浮く(カラーのみの場合シャンプーブロー代が別途必要)

デメリット

・パーマもカラーも効果が半減する。(カラー後パーマをすると色落ちし、パーマ後カラーをすると緩くなります)

・ダメージが出やすい(パーマは丸2日かけて形成されるので、その間にカラーをするとダメージしやすいです)


ですので、ダメージの出やすい毛先に負担をかけない意味と色味を入れたところでパーマで取れてしまうので、根元中心にカラーをしていきます。

最低限、白髪が浮いている所までカラーリング

15分放置。

この後シャンプーしてカットしていきました。

<カット後>

いつもならウェットカット後、ドライカットをしてパーマをしていきますが、今回は襟足に長さを残してパーマで襟足を浮かないようにしていきますのでドライカットはパーマ後に行います。


しっかりカットでも襟足が浮きにくいように矯正しています。

内側を短く
徐々に長く被せます

ここにパーマをかけていきます。

襟足まできっちり巻きます。

<パーマ後>

外国人のくせ毛のような雰囲気に
浮きは完全には収まりませんが、毛先も柔らかく内巻きになり、後はドライカットで収まりそうです

<AFTER>

綺麗に襟足が収まりましたね。


更に細かく見ていくと、

カットとパーマのコラボで収まっているのがわかると思います。

パーマで毛先が丸くなり浮きが減り、カットで内側は短く
同じく内巻きの毛先が内側より5ミリ長く被ってきます
これでピタッと襟足が収まります。

直毛だった髪もパーマで柔らかくなり、襟足も浮かず3ヶ月持ちそうですよね!?

90日間来店不要!!

なるべく早めには来て欲しいですが、

長く髪型が崩れないことは良いことですよね!?

名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C

hair&make-up ichiru (いちる)

代表 平田伸哉

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