カットだから癖は直せませんが、収まりは良くできます[カット解説付]

こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ

hair&make-up ichiru代表の平田です。



今日は縮毛矯正をしないカットの限界値についてのお話しです。




まず最初に僕のことをカットしかしないと思ってた新規のお客様がいらしたので話しておきたいですが、

カットしかしないのは、初回のみで2回目以降からはカラーもパーマも縮毛矯正もさせて頂きますので、カラーやパーマ、縮毛矯正等をお考えの方は初回のカットの時にご相談くださいね。




詳しいメニューはこちらをご覧下さい



そして、くせ毛カットを売りにしてますが、


縮毛矯正反対派ではく、

毛先がピンピンなのは好きではないですが



自然な内巻きになる縮毛矯正は必要な場合もあると考えてますのでその辺りも合わせてご理解下さい。

<ichiruの提案する自然な縮毛矯正>

では、今回のお客様です。

<BEFORE>

新規のお客様です。

根本10センチくらいはくせ毛で毛先30センチくらいが縮毛矯正毛です。


ご希望は?

ずっと縛っていて前髪が薄くなってきて、縛らない長さまで切りたいです!!

確かに前髪薄くなっています


しばらくカットしてなかったご様子・・・

枝毛もすごい


癖は??

かなり強い


上の方は内側と比べれば激しいくせ毛ではないけど・・・


これだけ長くて髪の重さがあるのに、くせ毛がここまで出るということは短くすれば絶対くせがもっと出ます!

短くしないほうが良いし、短くするなら縮毛矯正した方が良いですが・・・

ご本人は、縮毛矯正をやめたいし、縛りたくないそうで・・・

短くしても収まる可能性が低い、ある程度ブローが必要になる、初回は短くしない理由(お互い髪質や好み等を理解してからのが良い)も説明して、ご理解の上で今回はカットしていきました。



<シャンプー後>

想像以上にくせ毛の範囲が多い

くせ毛部分が多くなると広がるし、既縮毛矯正部分が残りすぎると内巻きになりにくいのでバランスを考えながらカットしていきました。

バッサリ!!


<AFTER>

アイロン等は使用していませんが、お客様がお家でできる程度にブラシでブローはしています。


くせ毛は収まったと言えば収まったけど縮毛矯正したようにはなりません。


ご本人のブローテクニックによりますが、湿気のない季節でこの感じなので梅雨時期は、緩めでも良いので縮毛矯正した方が扱いやすいかと思います。


ちなみにくせ毛が直っていない証拠に

実はカット後も、内側は激しい癖ですが


カットでくせ毛が出ないようにしているので下記のカット解説をご覧下さい。

<詳しいカット解説>

内側のくせの強い場所は質感調整で癖を弱め


くせの弱い部分を被せて抑える


くせで激しく跳ねる場所は、量感調整しながら跳ねない長さまで切ってます。


その上にクセの少ない髪を被せて抑えます


最後に、今回は表面が一番くせが弱かったのでこちらを全体を包み込む長さにカットし癖が表面に出ないように工夫しています



これがミルフィーユカットです。

前髪の割れや襟足の浮きなどにも応用できますので、癖や骨格などでお悩みの方はご相談くださいね。


最後に、今回は上手くいきましたが

初回からバッサリ切るのはやはりリスクが多いのでお互いの好みを理解してからをお勧めします。

※下記ブログ参照↓↓↓



名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C

hair&make-up ichiru (いちる)

代表 平田伸哉

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