あえて伸ばし過ぎない癖を緩める縮毛矯正

こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ

hair&make-up ichiru代表の平田です。

 

今回のお題は、あえて伸ばし過ぎない、くせを緩める縮毛矯正についてのお話です。

 

ichiruでは、縮毛矯正という名前のメニューが存在しません。

理由は、どうしても縮毛矯正=ピンピンに伸ばすストレートというイメージがあるからです。

代わりにアイロンストレート、多毛・縮毛用アイロンストレートというメニューを用意しており、自然な柔らかいストレートを目指しております。

<アイロンストレート、多毛・縮毛用アイロンストレート事例>

今回も自然なストレート柔らかいストレートを目指してかけていくのですが、

あえて伸ばし過ぎず、くせを緩める=くせを残していきます。

<BEFORE>


毛先は縮毛矯正されていますが、根元の癖が強く、膨らんでいます。


内側を見てみると・・・

結構、癖強めです。



2回目来店のお客様で、初回はカットのみですので、前回は2ヶ月前にカットをさせて頂きました。


<2ヶ月前にカットした時のブログ>

この時にも自然な縮毛矯正をお勧めしておりましたので、今回させて頂くこととなりました。

それでは、シャンプーから行っていきます。


<シャンプー後>

濡れると、かなりウネリがでます

場所によって・・・

くせの弱い部分

かなりくせの弱い部分

くせの強い部分
細かくうねる部分


場所によって、くせの弱い部分とくせの強い部分があります。

今回、自分でブローしなくても良いくらい癖を伸ばすか、ブローが楽になるくらい(ブローしてまとまるくらい)伸ばすか相談したところ、

伸びた時にも自分の癖と馴染むようにしたいとのご希望でしたので、


あえて癖を残すという選択をしました。(ブローしてまとまる程度に癖を残す)


<薬剤選定>

くせの弱い部分には、癖を8割伸ばす薬      くせの強い部分には癖を9割伸ばす薬

ブローしなくて良いくらい伸ばすケースですと、癖を9割伸ばす薬と癖を9.8割伸ばす薬にします。


ちなみにピンピンのストレートは10割伸ばす薬になりますが、自然なストレートを目指すichruでは基本的に使用致しません。

<1液塗布>

くせの強い部分と弱い部分を塗り分けて塗っていきました。


15分置いて薬剤を流します。


<1液を流し終えた状態>

最初と比べると、かなりくせが伸びていますが、少し癖が残っているのがわかると思います。




この後、乾かしてアイロンをしていきます。


<アイロン後>


固定する薬剤をつけます。

<2液塗布>


5分放置後、流します。


アイロン前と同様に、最初と比べるとくせは伸びていますが残っているのがわかると思います。


この後、カットをして




<カット後>


<AFTER>

ブロッキングなどはせず、軽くブラシでブローした仕上がりです。


くせは若干残っていますが、多毛・縮毛アイロンストレートをかける前と比べたら、かなり落ち着いて、しかも自然ですよね。



名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C

hair&make-up ichiru (いちる)

代表 平田伸哉

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