まっすぐなり過ぎない自然な縮毛矯正・ストレートパーマの方法
こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ
hair&make-up ichiru代表の平田です。
クセ毛のカットが上手いという内容のブログを書いているせいか最近、ますます、くせ毛(縮毛)のお客様が増えてきました。
そのほとんどのお客様が、縮毛矯正やストレートパーマをやめたい!!
『カットだけでなんとかなりませんか?』
というお客様。
結論から言います!!
縮毛の場合、カットだけでは難しいです。
<カットだけで可能にする場合>
・膨らまない位ベリーショートにする
・ハードムースやジェルを使いウェット状態で抑え込む
・ストレートアイロンやブローでめちゃくちゃ頑張る
などなど
一応、方法はあります。
上記の方法をやり易いようにカットでお手伝いはできますが、髪質を変えることはできません。
そこで、僕が提案したいのは
”真っ直ぐなり過ぎない自然なストレートパーマ”です。
お客様にストレートが嫌な理由を聞くと
大抵、
・時間がかかる
・やり続けなきゃいけなくなる
・自然にならず、ピンピンになる
という答えが返ってきます。
時間がかかる事に関しては、仕方ないところがありますが、
やり続けなきゃいけないは解消できないでしょうか?
例えば、2ヶ月に1回縮毛矯正する方もいれば、半年に1回や1年に1回だけ縮毛矯正をかけるという方もいらっしゃいます。
2ヶ月に1回は確かに面倒ですが・・・
半年に1回とか1年に1回であれば、長い時間かかっても我慢できますよね???
では、どのようにストレートパーマ(縮毛矯正)をかければ、半年や1年持つのでしょうか?実際の施術を見ながら一緒に考えていきましょう。
BEFORE
ストレートをして1年経っている状態です。
今年の1月に初来店。1月、3月、5月とカットだけで乗り切りましたが、
流石に広がっています。
縛っていたので、縛り癖がついていてわかりづらいですが
1番問題なのが・・・・・
前回の縮毛矯正部分がまっすぐ過ぎて、伸びてきた根元の癖との馴染みが悪い!!
これが1番の問題です!!!
そもそもストレートって
”跳ねたくない!”
”毛先が内巻きに入って欲しい!”
からやるものですよね?
でも、まっすぐ過ぎると1ヶ月後、2ヶ月後に毛先が跳ねてしまう!伸びてきた根元の癖と馴染まず、余計に毛先が暴れてしまうんです。
だから、2ヶ月後にまたストレートパーマ(縮毛矯正)をかけたくなってしまう。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか?
時間とお金に余裕のある方は2ヶ月に1回かける事もありですが・・・
そうでない方は、初めから緩めのストレートパーマ(縮毛矯正)にすれば良いのでは!?
と思うのです。
ちなみに、癖毛といっても、捻転毛、縮毛、波状毛と種類があり、
強さも部分部分で違います。
だから、
ストレートパーマ液にはアルカリと還元剤が入っています。
キューティクルを開くアルカリと結合を切る還元剤があります。
簡単に言うとアルカリが強いとキューティクルはしっかり開くけど、ダメージしちゃいます。
還元が強いとしっかり結合を切るからストレートになるけど、強過ぎるとピンピンの真っ直ぐになります。
この薬のスペックをわかって塗り分ける事が大切なのです!!
この後、1剤を流して、
完成!!
<AFTER>
自然ですよね?
伸び過ぎてないですよね?
むしろ、
少し癖が残っていますよね?
それで良いんです!!
だから、内巻きになるし、根元が伸びてクセが出た時も毛先と馴染むのです。
ちなみにこの後、お客様はご自分の髪の毛を触って
『髪の毛になったぁ〜』
『こんなに柔くなった事初めて〜』
と喜んでくれました。
そうです!!
薬がわかっていると、髪に優しくストレートパーマができ、タンパク変性もさせていないので髪が柔らかくなるんです。
※タンパク変性・・・髪はタンパク質なので強過ぎる薬で高温のアイロンをすると髪が堅くなり、ゆで卵のように変性してしまうのです。
名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C
hair&make-up ichiru (いちる)
代表 平田伸哉
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