伸ばし過ぎない!塗り分けで作る縮毛矯正
こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ
hair&make-up ichiru代表の平田です。
今日は伸ばし過ぎない縮毛矯正のご紹介です。
縮毛矯正っていろんな種類がありますよね。
最近流行りなのは、髪質改善や酸性ストレートなどでしょうか。
ここでは、あまり多くは触れませんが、
ichiruでは髪質改善も酸性ストレートもメニューとしてご用意していません。
理由は、
酸性のストレート液の用意がないわけではなく、プロの目で見て、髪質に合わせて薬剤を選択しているからです。
酸性=髪が傷まない
アルカリ=髪が傷む
というわけではないのです。
実際には、
酸性=キューティクルを絞める
アルカリ=キューティクルを開く
です。
カラーやパーマなどでかなり髪がダメージしている場合はキューティクルが開ききっているので酸性や微アルカリで
健康毛はキューティクルが閉じているのでアルカリで行います。
これを間違えると、アイロンの熱で無理やり癖を伸ばす=タンパク変性を起こし髪が硬くなりダメージに繋がります。
髪質改善や酸性ストレートについてはこの辺りにして、本題です。
先ずはBEFORE画像からご覧下さい。
<BEFORE>
2回目のご来店のお客様です。
新規はカットのみですので、
今日はストレートをしに来てくれました。
カットだけでもいい感じにはなったのですが
雨の日や汗をかいた時に癖が出て気になるということで、縮毛矯正にいらっしゃいました。
ただ、不安が・・・
『ストレートっていうと凄いペッチャンコというイメージなんですけど、あんまりぺちゃんこになるのは嫌で・・・』
髪の細い方はよくある不安ですね。
その辺りは理解しているので、ぺちゃんこにならないように工夫してやっていきました。
クセは、場所によって違い・・・
濡れると・・・
また違いがでてきます。
後ろに合わせて強い薬でやると、サイドがピンピンに
サイドに合わせて弱い薬でやると、後ろが伸びなくなります。
ですので、薬剤を塗り分けます
薬剤塗布後15分置いて、流した後
アイロンをかけます
2液をつけて固定
流して完成です!!
<AFTER>
ぺちゃんこにならず、自然に仕上がりましたね。
塗り分けで作る自然な縮毛矯正いかがでしたでしょうか?
ちなみにアルカリは後ろの強い場所で中くらい サイドは微アルカリを使用してます。
酸性は金髪などダメージが激しい髪以外は使用しませんが、
強いアルカリもカラーやパーマをしていない健康毛でキューティクルが厚い硬毛の方以外使用しません。
何より薬は1つでなく、髪に合わせて選ぶ事が大切になります。
名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C
hair&make-up ichiru (いちる)
代表 平田伸哉
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