ヘナやめたい、ヘナのやめ方を知りたい方へ

こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ

hair&make-up ichiru代表の平田です。


今日は、ヘナをやめたい、ヘナのやめ方を知りたい方へのブログです。


先ず、初めにこのデリケートなお題をブログにするにわたり、僕自身は、ヘナを肯定派でもないですし、否定派でもないことをお伝えします。

ヘナが肌に合い、色なども好きな方は続けると良いと思いますし、

肌に合わなっかたり、いろんな色を楽しみたいという方は、ヘナでは難しいかと思います。

BEFORE

今回のお客様は白髪も目立ってきて、こまめにヘナをするのも大変で、色を明るくして白髪を目立たないようにしたいというケースでした。

※以前からヘナをやめたいという相談は受けていたので、事前にパッチテスト(アレルギーの有無をチェックするためのテスト。腕の内側に薬剤を綿棒などで塗り、48時間放置。かぶれや痒み腫れなどないかテストします)を済ませています。



そして、ヘナ毛にカラーをするリスクとして、余計に赤くなったり、緑になったりするケースが稀にあることもご了承頂いております。


実際、過去にヘナをしていた方に全体カラーをして緑になったケースがありましたが、ヘナのみで緑になることはないかと思うので、ヘナに銀塩などが混じっていた物を使用されていたのかもしれません。

いずれにしても、天然のヘナとして売られていても、なかには混ざり物があるので注意が必要です。


そんな話も事前にお客様とし、カラー前までに極力ヘナはやらずに来て貰いました。

根元の新生部も伸びていますが、毛先のヘナもだいぶ薄くなっています。



で、今回やるのは根元のリタッチです。

基本的にはヘナが残っている部分にはカラー剤をつけたくないですが、ヘナが落ちてきて白髪が浮いている部分まではカラーしていきました。


ちなみに薬剤は

アルカリカラーと弱酸性を混ぜて、頭皮への負担軽減とダメージ軽減、そしてアルカリを減らすことでヘナとの反応を極力減らし赤や緑が出にくいようにしています。

色味はヘナと馴染むように赤みのブラウンの6レベルを選択。



AFTER

上から撮り忘れてしまいわかりづらいですが、色ムラなくいい感じになりましたよね。


そうそう、言い忘れましたが、今回はある程度ヘナが落ちていたこと、お客様が混ざり物のない純粋なヘナを使用していたことなどからほぼ色ムラなくリタッチできましたが、ヘナが濃く残っていたり、混ざり物のヘナを使用していたりで、根元リタッチだとしても上手くいかないこともあります。


ヘナからカラーに変える時にはリスクがありますので、これからヘナを始めたい方は、そこらへんの事も頭に入れて始められた方が良いかと思います。


まとめ

・ヘナのやめ方についてですが、

1.必ずパッチテストが必要です。

2.カラー前は最低でも1ヶ月、できれば2ヶ月以上ヘナをしないようにしましょう。

3.基本的に全体カラーは避けたほうが良いです。

4.根元リタッチで毎回カラーをしていき、ヘナの部分がなくなるのを待ちましょう。

5.当たり前ですが、途中でヘナをしてはいけません。

最後にヘナからカラーに変える場合はリスクが伴いますので、しっかり担当の美容師さんに相談して決めて下さいね。


名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C

hair&make-up ichiru (いちる)

代表 平田伸哉

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