パーマは残したいけど、バッサリ切りたい!そんな時のカットの仕方<解説付き>
こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ
hair&make-up ichiru代表の平田です。
パーマヘアをバッサリカットする時に、
パーマを残したいけど、バッサリ切りたい!!でも、今日はパーマ予定じゃないしぃ〜。
そんな時ってありませんか?
特に直毛さんですと、バッサリカットしたら、ピンピンのストレートになって毛先が収まりつかなくなってしまいますよね!?
今日はそんなお客様を実際にカットした例がありましたので、ブログにさせて頂きました。
早速BEFORE画像から見ていきましょう。
<BEFORE>
もともと軟毛で直毛のお客様。
デジタルパーマをして、既に半年近く経過しているので、そろそろパーマをするタイミングではありますが、
今日はカットでのご予約。
暑くなってきて肩ぐらいまでバッサリ、切りたいとのこと。
<シャンプー後>
濡れるとパーマがまだあるのがわかります。
という中で、工夫して
チョキ、チョキ✂︎
カットしていきました。
<AFTER>
いい感じにパーマが残り,
綺麗な内巻きになりましたよね。
そりゃぁ、そうでしょ、
ウェットの時に、パーマあったもんね。
と思われた方もいるかもしれませんが、それは浅はかな考えで、
工夫なしに切ったらパーマは残りません。
内巻きにもなりません。
どんな仕組みかというと・・・
つまり、表面に段を入れた時点でパーマは残りませんし、下側は跳ねてきます。
だからと言って、何も段を入れなければ重過ぎるし、動きも出ません。
だから、1ブロック1ブロックに段を入れて、繋がらない動きもつけているのです。
<カット方法まとめ>
1・4ブロックに分け1番下が1番短くなるように切る
2・2ブロック目、3ブロック目と徐々に長くなるように設定
3・4ブロック目は少しだけ段を入れる
※1、2、3、4の全てのブロックにグラデーションを入れており、質感カットも入っています。
<美容師さんへ>
カットは工夫1つで楽しくなります。
基本はあるかもしれないですが、決まった切り方なんてありません。
お客様みんな髪質も骨格も顔立ちも違います。それぞれに対してそれぞれの方法を理論的に学んでみませんか?
美容師さんに向けての講習会も行います。
講習会をご希望の方はお気軽にLINEかメールでご連絡下さい。
名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C
hair&make-up ichiru (いちる)
代表 平田伸哉
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