髪の負担を最小限に、弱酸性カラーと低アルカリによる塗り分けレシピ
こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ
hair&make-up ichiru代表の平田です。
最近、ブリーチを使ったインナーカラーや明るいカラーが流行っていますよね。
僕もInstagramや街などで見ては、凄く可愛いし、みんな上手にカラーするなぁと思って感心しています。
最近は当サロンでも、稀にオーダーがあり何人かのお客様にはインナーカラーをさせて頂きました。
可愛いですね。
ですが、
オーダーがあれば、相談に乗りますが、
あまり大々的には、オススメはしておりません。
それはichiruのコンセプトが、
髪の体力を残し、長くデザインを楽しんで貰うことなので髪への負担は極力抑えたく、髪に負担が多いブリーチを使いたくないからです。
確かに今は、昔に比べるとトリートメントを補う事で負担の少ないブリーチが可能になりましたが、それでも、かなりのダメージが伴います。
それでは、
本日の本題へ入ります。
『髪の負担を最小限に、弱酸性カラーと低アルカリによる塗り分けレシピ』
ブリーチは凄く強いアルカリカラーですが、
ほとんどの美容室で使用されているカラー剤も、実はそこそこ強いアルカリカラーになります。
詳しく説明したいところですが、非常に長くなりますので、詳しく知りたい方はこちらのブログをご覧下さい。
カラーってどこで染めても同じ!?
1番安全なカラー剤って何ですか?
どうして、他の美容室はアルカリカラーを使うんですか!?
アルカリが髪をダメージさせるのに、
何故、強いアルカリカラーを使うのか?そこには美容室にとっても、お客様にとってもメリットが多いからです。
でも、もちろんそこにはデメリットも存在するわけで、僕自身、その怖さを実感し、現在に至ります。
で、いろいろ経験した中で僕が選んだカラー剤が・・・・
ジャーンっ
3つの薬剤を塗り分けているだけで、手間のかかる仕事ですが、
このカラー剤を作るのに、2〜3つの薬剤を混ぜています。
他のメーカーや、ほとんどの美容室は1つのカラー剤でシンプルです。
何故、こんなに手間のかかることをするのか!?
実際にお客様に染めていますので、写真と共に見ていきましょう。
<BEFORE>
ストレート毛です。
前回は他店でカラーをしており、表面の毛先のダメージが著しくあります。
ご希望は、黄色やオレンジになるのが嫌で、若干暗くしたいとの事でした。
表面と内側の色も全然違いますよね?
だから、
シャンプー後、トリートメントで栄養補給
さぁ、仕上がりです。
<AFTER>
黄色みが消えて、綺麗に艶も出ましたね。
表面との色の差がほとんどなくなりました。
そして、何よりダメージが少ないことと
次にカラーを繰り返す時に、色が極端に明るくなることがなくなります。
カラーを繰り返しても、髪にも頭皮にも負担が少ないこと、それがずっとデザインを楽しめることに繋がると僕は考えます。
名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C
hair&make-up ichiru (いちる)
代表 平田伸哉
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