半年後、1年後を見据えたストレートの方法

こんにちは。スタイリスト兼メイクアップ

hair&make-up ichiru代表の平田です。



今日はストレートのお話です。


ちなみに僕はあまりストレートは好きではありません!!

何故なら!

1.時間がかかる

2.ずっとかけ続けなきゃいけなくなる

3.単純作業の繰り返し

4.カットが馴染まなくなる

からです。



1、2に関しては時間がかかる=他のお客様ができなくなる=幸せにできるお客様が減る


3に関しては僕がやる必要性がないかと・・

4に関してはせっかくカットでいい感じになるのに、毛先がピンピン過ぎでは・・・



だからですね・・・・・



そうならない為に、



そうしない為にも!

さまざまな工夫をしております。



その1つが今日、ご紹介する

”半年後、1年後を見据えたストレート”



どういうことかと言うと

単純に半年、1年保つストレート。

半年に1回、1年に1回で済むストレートです。



では、先ずはBEFOREから

<BEFORE>

そんなにクセが強いわけではない。

いい感じに見えますよね!?



ところが、



内側をめくると・・・

結構、癖毛さんです

そして、

濡らすと、もっとわかると思いますが、かなりクセが強くて広がります!!



来た時にクセがなく見えたのは、ご自身でブローを頑張っているからです。



で、早速カットしていきました。

<カット後>

なんの変哲も無いボブに見えますが
かなり量も取り、内側、外側で長さを変えています
表面に行くに従ってだんだん馴染むようにカット



どこの部分にストレートをかけるか、どこのクセをカットで抑えるか全て計算してカットします。



続いて、ストレート

毛先用、癖の弱い部分用、癖の強い部分用と仕上がりのゴールに合わせて塗り分けます

”馴染み”を1番に考えた今回のストレート



本来なら、表面をストレートするケースが多いですが、表面をストレートにしてしまうと、根元が伸びてきた時(2、3ヶ月後には)既にストレートにした部分と癖の根元が馴染まず、再びストレートが必要になります。



だから、敢えて内側のみストレート。



今回のお客様の場合は、表面にそこまでクセがなかった事もこの方法をとった一つの要因でもあります。



これで、ストレートと伸びた根元に違和感が生じることもありません!!



この後、アイロンをして2液をつけて




仕上がりは!?

表面と襟足はストレートをしていないので緩いクセが残り、濡れていると多少表面が長く見えますが



乾かすと、

<AFTER>

襟足の癖を残した部分(ストレートしなかった場所)に程良く癖を残したストレート部分(ストレートした場所)が被り、クセが収まります。



丁度いい長さになりいい感じですよね。



これで、根元のクセが伸びてきても違和感なく、ボリュームは取れ、半年、1年は保つストレートの完成です。



名古屋市昭和区隼人町9−3JUNビル1階C

hair&make-up ichiru (いちる)

代表 平田伸哉

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